防災食の講座を開催しています

”防災食を実際に作って食べてみよう”という講座を開催しています。

乾パンやアルファ米、何年も保存できるレトルト食品など、優れた非常食が売られています。
そのような非常時だけに特化した食品ではなく、日頃から食べてる食品や食材が実は防災食としてとっても優れているし、簡単だし、美味しいし、
ということを体験していただく講座です。

これがね、ちゃんとできるかしらとワクワクドキドキだし、びっくりなくらい美味しく出来ちゃうのでとっても楽しいのです!
そして、「あらこれ、普段の調理に使えるじゃん」「水も電気も節約できるし」とお得感も満載。

先日開催した防災食講座を例にしながらどのようなことができるか、ご紹介しますね。

防災食としての乾物の記事はこちら

電気が止まっていても出来たてご飯を食べる!

ご飯を炊くのは炊飯器にお任せの毎日ですが、それが使えないとどうしよう・・・。
写真を見てくださいね。

ポリ袋調理

沸騰しても大丈夫なポリ袋にお米と水を入れて、鍋に湯を沸かしてポリ袋をぽちゃり、それだけです。

「ええっ~、ホンマに炊けるん?」
「お米洗ってないし・・・」

30分~40分後、ホンマに炊けると歓声が上がります。

洗米しなくても美味しいのでまた「うっそ~」の声が。

手も汚さずに美味しいおにぎりが出来ました。
お米を洗わずに炊くので、米粒がすでにキュッとまとまっていて、ほぼ ”おにぎらず” で出来ちゃいます。

ポリ袋調理

副菜の卵焼きも同じ鍋で調理したものです。
卵をお箸を使わずに袋を振ったり揉んだりして溶き、ご飯の炊きあがりに合わせてぽちゃり。
油を使わないのでカロリーも少な目です。

湯煎で使ったお湯は使いまわしが出来、包丁やまな板を使わない工夫で洗い物も少なく、貴重な水がかなり節約できます。

今回の講座ではポリ袋湯煎調理以外にも、火を使わず袋の中で美味しく調理できる副菜もお伝えしました。

一度ポリ袋調理を経験すると、一生使えるスキルが身に付きます

近年、深刻な気候変動や戦争、大災害や感染症の流行が相次ぎ、多くの人々が非常時の準備に強い関心を持つようになりました。

「ちゃんと準備しなくちゃな」「でもどうすればいいんだろう」「備えは大事だけど・・・何とかなる?かなあ」

100人の人が頭の隅に「備えなくちゃ」と思ったとして、そのうち実際に準備するのは何人くらいでしょうか?
それを人に伝えようと行動するのは何人でしょうか?

このポリ袋調理法、一度経験すれば必ず頭の中にインプットされます。
一度やれば忘れない!

そして実験みたいにドキドキワクワクの楽しさがあって、「ねえ、こんな風に出来ちゃうんだよ!」って誰かに伝えたくなってしまうのです。

まだまだある、ポリ袋調理のメリット

「あら簡単、面白い!」だけではなくポリ袋調理には非常時の調理法として多くの利点があります。

非常時でも毎日暖かい食事がとれる 

この調理法ではコンロと鍋に水、そしてポリ袋があれば非常時でも簡単に温かい食事を食べることができます。

温かい食事をお腹に入れることができると、少し大げさに聞こえるかもしれませんが、生きる力が湧いてきます。
免疫力が高まるからでしょうか。
Fumieは災害で非難した経験はありませんが、ある時絶食が数日続いた後、温かいお茶で生き返るような気持になったことが強く記憶に残っています。

洗い物が少なく貴重な水の節約ができる

湯煎のお湯は一度で捨てずに使いまわしができます。
そしてその都度鍋を洗わないので貴重な水がかなり節約できます。

またポリ袋の中だけで完結する調理は包丁やまな板を使わずに済み、非常時には袋を食器代わりにして洗い物がほとんど出ないことも有難いですね。

ガスが節約できる

電気や水道だけでなく、ガスの供給も止まることもあります。
カセットコンロとカセットガスは非常時の必需品ですね。
そのガスも出来るだけ節約したいところです。

ポリ袋を湯煎して食材を加熱する方法は、実は時短調理を可能にする優れた調理法でもあるのです。
真空調理法を応用しているのですね。

真空調理法、フォアグラのテリーヌの調理にフランスで開発された調理法で「第4の調理法」とも呼ばれているのだそうです。
日本でもプロのシェフが開発し、ホテル料理だけでなく病院や介護施設で広く利用されることになったとのことです。
そういえば、よく見かけるなあ。

この調理法を簡単応用したポリ袋湯煎法では煮込みに長い時間がかかる根菜なども比較的早く火が通ります。
つまりガス=エネルギーが節約できるのですね!

さらに、複数食違う料理が一度に作れて、かなりの時短になり益々エネルギーの節約が出来てしまう!

慣れない人でも簡単にできる

これも大事なポイントの1つ。

非常時、料理ができる人がそばにいるとは限りません。
家族に料理上手な人がいても、災害時は離れたところにいて帰宅困難なこともあるでしょう。

一度この方法をやってみておくと必ず記憶に残り、いざという時に自身にも周りの人たちにも役に立ちます。

小さなテントを張ってキャンプ気分をお庭で味わいながらこの調理法を楽しむのもいいですね。
家族で盛り上がること間違いなし!

実は非常時だけでなく、普段の調理にも大活躍

簡単で時短、エネルギーも節約できるとなれば、これをいつものご飯づくりに活かさない手はありませんよね。

一人暮らし、少量の調理に大活躍

1人暮らしやすこ~しだけ調理したい時、この調理法を知っておくと便利です。

ご飯と少しづつの副菜が一度に出来てしまうのですから!

鍋のお湯はもちろん使いまわしてもいいし、洗い物に使えば無駄がありません。
ご飯がお茶碗1杯だけ炊けるのがとってもありがたく感じます。

鍋で直に煮炊きするより美味しく出来たりして・・・

真空調理法の応用なので、調味料が無駄なく食材に浸み込んで美味しさ増します。
水溶性の栄養素も逃さずに作れるって素晴らしい!

調味料も無駄なく使え、煮炊きが時短でエネルギー節約、家計にうれしい調理法ですね。

家族でも、好みはそれぞれ、体調もそれぞれ

家族の好みに合わせて個々に味付けが調整できることも大きなメリットです。
ご飯の柔らかさを一つ鍋で個々の好みに合わせて調理できるなんて、ほんと重宝します。

食べることは生きること

どのような状況であっても日々欠かすことのできないのは「食べる」こと。
それは食が生きる力と生きる希望を与えてくれるからだと思います。

普段の生活と非常時の生活は、実はほんの隣り合わせにあることを思い知らされる昨今です。

自身や家族のために、お隣ご近所のためにもなる防災食講座。
普段のおかずにすぐに応用できる、加熱なし、包丁まな板要らずの副菜も作るワクワク楽しい実践講座です。

一度体験して、ご自身の経験を周りの方にも広めて頂けたらとても嬉しいです。

防災食としての乾物の記事はこちら

花切り大根を作ってみましょう! 無料体験レッスン

日時
木曜 午前10:30~11:00 午後20:00~20:30
日曜 午前10:30~11:00 午後14:30~15:00

場所
Zoomにて

費用 無料(30分)

お申込み
ご希望の日の1週間前にお電話かメールをいただけると有難いです。

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準備して頂くもの
大根1/3本ほど 包丁 スライサー まな板 キッチンペーパー 
ザル(直径30cmほどの盆ザル、またな小さめの平たいザルをいくつか、右端写真の奥のようなA4ファイル用の整理箱でもOKですが、四方と底面がザル状のもの)

レシピもお伝えします。
干している間の写真や干し上がったものを写真に撮ってお送りください。
ご質問にお答えいたします。

ご要望に合わせて講座内容を設定

・あっと驚く目からウロコの乾物レシピ
・自家製干し野菜・ドライフルーツの作り方
・乾物を使った防災食 

・お寺ご飯と乾物レシピ

・グループからお1人だけでも開講
・対面またはオンラインレッスン 
・近隣へは出張レッスンも致します。

グループホーム、高齢者の方々のお住い、作業所へ出張講座いたします。

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