手作りすると楽しみが続くという実感、ポン酢と胡麻豆腐その後
お醤油をサルベージして作った自家製ポン酢と手作り胡麻豆腐、作ってからも楽しみは続きます。
いつ頃鰹節を濾せばよいのか、引き上げた鰹節の利用法、胡麻豆腐の応用例などをお伝えするチラシを作り、参加して下さった方々にお配りしました。
目次
楽しみは続くよ、いつまでも♪
基本の作り方をおさえれば、あとはいろいろ工夫できるのが手作りの楽しさです。
今回の講座の途中でも、
「柑橘類はなんでもいいんですか?」
「ええっ!お酢は使わないの?」
「ねえ、ブラッドオレンジで作ってみたらどんな味になるかな」
柑橘類は季節季節で様々な美味しいみかんが出回ります。
近年は「こんなの初めて~」という柑橘類が店先に出ていますし、使ってみたいなあ。
「使う醤油で味変わってくるよね!」
「いろんな醤油で味の違うポン酢作ってみたいわ~」
「混ぜてもいいんかな」
「淡口醤油のポン酢もありやね」
妄想、いえ、想像がどんどん膨らんでいきます。
そうなのです!
どんなお醤油を使うか、濃い口にもいろいろあります。
淡口醤油で作ってもいい。
溜まりを使うとどうなるか。
「みりんはどうする?」
「やっぱ本みりんで、三河のとかいいんじゃない?」
「みりんの分量変えるとどうなるの~?」
スーパーでは様々なみりん、みりん風調味料が並んでいます。
本みりんとみりんとどう違うの?どう見分けるの?
手作りではそんなこんなも身近に知ることができるいい機会となります。
教わるだけの知識では、3日も経てば記憶の彼方ですが、自分で作ったものは体験としてしっかり身に付くように思います。
旨味の鰹節や昆布にもいろいろありますね。
荒節か枯節、一般的な薄削りか厚削りか。
今回はイワシ節の細削りも入りました。
ポン酢の応用レシピ
これはもう皆さん上手く活用されていますね。
ドレッシングを作ったり、炒め物に使ったり、隠し味に使ったり。
”講座その後”ではポン酢とごま油の簡単ドレッシングをご紹介しました。
これからの季節は冷しゃぶが美味しい。
濾して引き上げた鰹節、これが美味しい!
2週間ほど経つと鰹節と昆布を引き上げます。
ポン酢たっぷりのまま冷ややっこにのせても美味しい。
引き上げてさらに絞ったものをネバトロ丼にたっぷりトッピング、美味しかった😋
胡麻豆腐に使った葛もとても興味深い食材
写真は吉野本葛 天極堂さんよりお借りしました。
実際には見たことがないのですが、大きくてびっくり!
人の背丈を超えるものもあるそうです。
●葛根の特徴
良質の葛根は山の南側の斜面で日当たりのよい砂質土に生育します。でんぷんは光合成によって作られるため、日当たりがよいとそれだけ光合成も進むのでしょう。また、粘土質では根が成長しにくいため、砂質土を好むのもうなずけます。また、年によって台風などの被害を受けると、風の影響によって葛の体力が奪われ、でん粉含有量が下がるとか…。根は紡錘形をしています。大きさは腕くらいのものもあれば、大きい男性の背丈ほどで重さは100kgを超えるものもあり、大小さまざまです。ただし、大きければそれだけでん粉が取れるというものでもなく、でん粉の含有率は大きさよりも生育環境によるものが大きいようです。
葛について 吉野本葛の製造工程 (fc2.com)
多くの工程を経てあの真っ白な葛粉になるまでは、自然乾燥の物だと3ヵ月もかかるそうです。
「葛根湯」という漢方薬の原材料の一つでもある葛の根。
とろみをつけるための食材はいろいろありますが、葛粉にもがぜん興味が湧いてきます。
胡麻豆腐応用編
”講座その後”ではいくつか例をお伝えしました。
この手作り胡麻豆腐、50gの練りごまと50gの葛粉で結構な量が出来上がります。
可愛く2切れづつ盛り付けると8皿くらいできてしまう。
余ってしまう時もあるのですね。
つい冷蔵庫に入れてしまって固くなることも。
十分美味しいですけどね。
そんな時は揚げてみます。
胡麻豆腐の揚げ出し、美味しいです。
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